ご挨拶

理事長のご挨拶

 我が国は、今日、失われた20年からの脱却途上にあるとはいえ、国際的に見れば最も安全かつ自由で豊かな社会を享受している一方、経済の激しいグロ-バル化や世界に例のない少子高齢化の急進行に直面しております。
 これらの課題に対処するためには、科学技術の振興及び人材育成の強化に従来にも増して努めるとともに、社会福祉の充実を積極的に図っていくことが強く望まれています。
 当財団は、設立の趣意にありますように、そのような役割の一端を担いたく、労働安全衛生分野や環境保全分野における社会貢献活動に取り組むために設立されました。
 今年度から、労働者福祉の充実及び人材の育成を目指し労災遺児等に対する奨学金給付事業を開始し、当面は、この奨学金給付事業を軌道に乗せることに専念するつもりでございます。
 将来、新たな事業に着手することができる見通しが立つようになりましたら、上記分野における科学技術振興のための学術・教育及び研究に関する助成事業を実現することとしております。
 当財団が、差し当たり、奨学金給付事業の実施を通じて真に社会に貢献することができるためには、関係の皆様からの御協力、御支援が不可欠でございますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

平成27年6月

一般財団法人 酒井CHS振興財団
理事長 澤田 陽太郎

※平成27年10月28日より公益財団法人へ移行いたしました。

設立趣意

 私どもは、戦後復興期に労働安全衛生保護具の研究から実質的な業を起して以来、安全保護・安全衛生分野で労働者の健康を守る製品を開発・供給することを通して、社会とともに発展して参りました。
 経営の方針は常に、「人間の生命の価値を最も高いものと考え、それに直接係わるClean,Health,Safetyを業務テーマとし、オリジナリティの高い技術をベースとした製品を社会に供給する」ことです。
 日本の経済成長を支えてきた労働者はいつの時代も厳しい環境の中にあります。労働安全についてみれば、この10年間でも毎年10万人を超える労災死傷者が報告されております。労災によって本人、家族が生活環境を一変させられ、経済的困難によって有能な人材の育成が阻まれる事態を見ます。
 本財団は、心身健全かつ学業優秀で将来に高い志を持ちながら、労働災害により経済的困難の中にある家庭の学生に対し資金援助を行い社会有用の人材を育成すること、及び、環境保全・労働安全衛生に関する学術・教育及び研究を行う団体等への資金援助を行うことにより、学生の健全な育成と、日本の経済発展及び“クリーン、ヘルス、セーフティ”な未来の実現に寄与することを目的に設立するものであります。

平成27年4月1日

設立者
酒井 眞一
酒井 宏之
興研株式会社